bluetoothモジュールについて
秋葉原のaitendoで販売している、低価格bluetoothモジュール。
数種類販売してる中で、VCC5V、シリアル3.3V仕様のものがあり、形式を調べるとHC-06。
これは、本家クリス氏が紹介しているHC-05のスレーブ専用品のようです。
スレーブとますたーの違いは電話で言えば、呼び出し側と着信側のようなものです。PCから、APMやPixhawkを呼び出すので、スレーブ専用品でも問題ありません。
http://www.aitendo.com/product/9905
このbluetoothの設定の為にはUSB TTLシリアル変換ケーブルモジュール等を使い接続し、ターミナルからATコマンドを使って設定が必要ですが、HC-05とはATコマンドが異なるため、注意が必要です。
HC-06 ATコマンド
AT ATテスト
AT+VERSION バージョン表示
AT+NAMExyz モジュール名としてxyz設定
AT+PIN1234 PINを1234に設定
AT+BAUD1 1200ボーに設定
AT+BAUD2 2400ボーに設定
AT+BAUD3 4800ボーに設定
AT+BAUD4 9600ボーに設定
AT+BAUD5 19200ボーに設定
AT+BAUD6 38400ボーに設定
AT+BAUD7 57600ボーに設定
AT+BAUD8 115200ボーに設定
USB TTLシリアル変換機の購入
低価格な中国製のUSB TTLシリアル変換モジュールも多く発売されていますが、はっきり言って購入はお勧めしません。特にWindows8をご利用の場合、ただのゴミになる可能性大です。ドライバー類が対応していなかったり、動かなかったり、そもそも用意されていない等のトラブルが多く、購入するなら素直に、FTDIのUSBシリアル変換ケーブルを購入しましょう。1000ぐらいしか変わらないですが、OSX Windows8とともにドライバー類は用意されているので安心です。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05840/
秋月電子 1580円
あとは、arudino unoなどを使って、接続する方法もあります。これはクリス氏が紹介している方法ですが、私も手持ちのarudinoで設定を行います。価格も3000円ぐらいですので、簡易オシロスコープにしたり遊べる事も多いので、特にAPM2.5などをお使いの方はスケッチの練習用として一台持っておいても便利だと思います。 5Vアウトプットや3.3Vアウトプット等も備わっているので、レシーバーをちょっと動かしたいとき等の電源としても活躍しています。
接続も下記のようにブレッドボードを使えば簡単。ブレットボード Arudino ワイヤー類 入門書などが入ったKitも5000円ぐらいなので予算がある方はKitを替えば間違いありません。
TTLシリアルとBluetoothモジュールの接続は
5V→5V
GND→GND
TX→RX
RX→TX
と行ってください。送信は受信に、受信は送信に繋げるという事です。TXとRXは間違って接続しても壊れません。接続が出来ないだけです。コネクター等で接続しておけば万が一間違っても入れ替えればOKです。
DF13ケーブル(APM Pixhawkとの接続ケーブル)
ヒロセ DF13コネクタは秋葉原であれば西川電子部品、大阪や通販であれば共立エレショップで購入可能です。あまりの小ささに必ず失敗すると思って、コネクタや圧着金具は多めに購入してください。
圧着工具はヒロセの純正工具が一番美しい仕上がりになるのですが、10万円もするので、エンジニア社のPA-09 (3000円ぐらい)を利用するのが良いでしょう。これは他社の圧着工具よりも精度が高く、サーボコネクターの圧着も簡単に行えますので一本持っておいて損はありません。
シリアル側のコネクター
シリアル側のコネクターには2550コネクター(QIコネクター)(2.54mmコネクタ)を利用します。
http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/search.php?multi=2550-1
千石電子
このコネクターには1Pから8P、1列2列など様々な物が用意されています。実はこのコネクターの1列3PはJRタイプのサーボコネクターと同一です、勿論フタバでも使えますから、APM Pixhawkでも問題なく利用できます。ただし、逆説防止用のエラは着いていないので、接続の際はかならず向きを確認してください。4Pや6P、8Pを使えばESCへの信号ラインをコネクタ一つで接続できます。
また、値段も激安なのでピンも含め大人買いされることをお勧めします。
実際の接続設定は つづく..... 実はUSBケーブルが行方不明
Replies
私もPA-09を愛用しています。DF13よりピッチの狭い1mmや日圧の1.25mmピッチのコネクタ(walkeraのマイクロヘリ用)にも使えます。最初に端子部分だけを切り離してしまうと圧着の失敗の確率がすごく高くなります。うまく圧着するコツは、端子のベルト部分を残して配線と端子の固定に使う事です。これならほとんど失敗せずにできます。
あと、bluetoothモジュール(HC-06)本体だけならbanggoodやEBAYで450円/1個で売ってるのでこれを使ってますが今のところ問題なしです。
ヘリやプレーンの方はPA-09を使っている方多いですよね。私もヘリを楽しんでいる方から教えて頂きました。
長く、RCを楽しんでいる方の配線は美しく処理している方が多いので参考にさせて頂いています。
エンジニア社のPA-09は、良さそうですね。 DF13のようなコネクタも、載っています。
Pixhawk が入手困難なのは、困ります。
Randy さんが、AVCの帰りに、ハンドキャリー出来れば良いのですが。。。
そーですよねー。仕方が無いので中国製を買ってみようかと。
あとはPX4 クローン達を使うか..........
PA-09は良いですよ。他の物と精度が違います。この会社のネジザウルスもおすすめです。